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歩くこと、走ること

外に出て歩くことを勧めたい人がいて、いかにきっかけを与えてあげられるかを考えているうちに、「なぜ走るのか、歩くのか」という永遠のテーマにまた舞い戻ってきました。その考察はいかのとおりです。

目次

歩くことと、走ることと、人生と

歩くこと、走ること(=足で移動するということ)は、何処かにたどり着いたり、何かを獲たりする、生命の維持のために動物に与えられた機能ですが、目的を叶えることにとどまらず、歩く道や走る道は、大小様々な発見や出会い、感動に満ち溢れています。
生命を維持しながら出会いや感動を繰り返す・・・まさに人生そのものです。

人類は知恵と社会により、足を手段としなくても、足腰が不自由になっても様々な場所やモノや人に出会えるようになりました。とても素晴らしい発展です。それでも、自らの意思だけで身体を使っていつでも自由に進むことができるのは歩く、走るという動作、行為にほかなりません。

歩けるならば、走れるならば、自らの意思で一歩ずつ踏み進めることで人生に様々な彩と豊かさを加えることができるのです。

身体の変化、心の変化

「なぜ歩くか、なぜ走るか?・・・生きている証として走る」と答えることはまず無いと思います。楽しいから、好きだから、etc.人それぞれで正解はありません。
理由はどうあれ、さらに嫌々歩いたり走ったりしたとしても、健康維持・増進といったメリットを享受することできます。

そして、数あるスポーツの中でも、歩くこと、走ることならではの効果が、時間や距離が証明する自らの存在と、それによる自己肯定感です。(これに関しては『ランニングの世界』28号に詳しく書いております)

身体の変化が心を動かし、心の変化がまた身体を変えてゆくのです。

歩くこと、走ることの健康上の効果

記録や勝負、食べ歩き、観光が主な方も、たまには、改めて健康上のメリットを再確認してみるのも悪くないと思います。

  • 運動器:全身運動、特に足腰の筋力、柔軟性の維持・向上につながり、ロコモティブシンドロームの予防につながります。
  • 代謝:脂肪燃焼を促進し、肥満や生活習慣病の予防につながります。
  • 呼吸器:歩くことで、肺活量が増加し、呼吸筋が鍛えられます。また、呼吸が深くなることで、肺の機能が向上し、新陳代謝が促進されます。
  • 消化器:歩くことで、腸の蠕動運動が活発になり、便秘の改善につながります。また、食欲が増進することで、食事の消化吸収が促進されます。
  • 循環器:歩くことで、心臓が鍛えられ、血液の循環が良くなります。また、血圧が下がることで、動脈硬化の予防につながります。
  • 脳:歩くことで、脳に酸素や栄養が行き渡り、脳の機能が向上します。また、ストレス解消にも効果的です。
代表 佐々木誠 ランニング指導風景

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