『ランニングの世界28号』特集：もう一度走り出すために

今号は4月1日に発刊されました。雑誌といえども年に1回なので・・・と構えていたのと、月刊誌クリールさんの紹介もあったので、一月以上も遅れてのご案内となってしまいました。

いつにもまして読み応え十分

今号の編集にはコロナ禍という背景がありましたが、それだけに留まらず、様々な環境や境遇、怪我や病気などから再び走り出すストーリーが綴られています。自分の過去、現在、未来のランニングライフに照らし合わせてみてはいかがでしょうか。

コロナ後遺症、病態で走って解り得たこと…佐々木 誠

私自身の話になります。2021年の罹患、後遺症の安静療養の日々からランニングの再開にいたり、治療効果を感じているランニングセラピーの話と、新たに発見できたランニングフォームやスピードに関する気づきを書かせていただきました。

執筆し終えた2022年の晦日から半年が経過し、今もなお復調しておりませんが、緩やかに快方にむかっていることを信じて走り続けております。

前号27号はとても書ける体調ではなかったために、10年以上毎号続いていた執筆を休ませていただきました。少し残念な気持ちです。
それよりも、30年近く走り続けてきて、全く走らずに1年を過ごしたことに、我ながらちょっとした驚きと戸惑いがありました。
今回、走って、自分も書いて、編集委員として1冊読み返してみて、「誰しもがいつか急に走れなくなる可能性があることと、命には体も心も走をも再生する力があること」を改めて強く感じた次第です。

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１冊1,320円（税込み）