元々入っているインソールについて
貼り付けペラものは剥がしてはずす
このシューズに元々入っているインソールは、取り外しができるカップインタイプ(中~後足部が立体的になっている)ではなく、底に糊付けで貼り付いているペラもの。
作ったインソールを挿入して使うために、ペラものを剥がさなければなりません。
ところが、このモデルに限らず、靴に張り付いているインソールは簡単に剥がれるものもあれば、薬品を使わなければ剥がせないものもあります。
頑固なものは薬品を使ってもキレイに剥がせずボロボロになってしまう場合もあります。(ボロボロになってもそれを使うことはないので問題はありませんが)
ちなみに、パンプスなどは剥がしにくいタイプが多い気がします。
今回は、それほど苦労はしませんでしたが、薬品を使ってそれなりの作業時間を要しました。
(写真右が剥がしたもの、踵が少し立体的で完全なペラではありません。左が製作したオーダーメイドインソール)
かつては、走力上級レベルの薄型と、安価なランニングシューズの両極端なタイプで、この貼り付けペラものタイプが見られましたが、最近ではシューズの厚さに関わらず見られるようになってきました。前足部着地の想定と、安定よりも衝反力重視からと推察します。
二十重ねはNG
時々、貼り付けタイプの上に市販のインソールを重ねて使っている方を見ます。聞いてみると「あまり考えずに、張り付いているのでそのまま上に」ということがほとんどですが、これでは足とインソール、インソールと足のそれぞれにミスフィッティングが生じますし、不安定からのロスや局所的疲労を招く恐れがあるので止めましょう。
オーダーメイドインソールは厚さに関わらず
オーダーメイドインソールはどんなシューズであっても、各自の足とシューズ・地面との理想的な動きの流れを作り、ロスとダメージを軽減させるアイテムです。
<快体健歩のオーダーメイドインソール6つの特徴>
- トータルカウンセリング(診断)による個々の足型はもちろん、足圧、動きのクセ、柔軟性、障害歴などのデータを基に製作。
- 専門学校にてオーソペディック(=整形外科的靴調整)の先進国ドイツ人マイスターの講師より基礎理論と技術を習得。
- 院長みずからが、足、故障、ランニングフォームの診断からインソールの作成までを一貫して責任をもって対応。
- 職人のこだわり、細部の加減を大事に1足ずつ全てハンドメイド。大量生産はできません。
- 年間約100足を丁寧に作り続けて15年以上の経験と信頼があり、オーダーの約7割はリピーター。
- 快体健歩メンバーズの半数以上の方が利用。