☞ ご予約・お問合せ

【4月2日・東京さくらマラソン】救護役員報告

東京さくらマラソン,救護
目次

【4月2日・第4回東京さくらマラソン】救護役員してきました。

桜色に彩られた荒川土手は思い入れのあるトレーニングコース

大規模な陸連の大会以外での役員は久しぶりです。この大会は昔からお世話になっている新日本スポーツ連盟さんの大会なので機会があればご協力したいと思っておりました。
また、開催場所の荒川河川敷赤羽岩淵水門付近はかつての居住地、自分のトレーニングホームコースとしての思い入れもあります。

早くから開花した都内の桜は満開の頃を過ぎておりましたが、ここに限ってはソメイヨシノでもまだ見応えがあり、川へ下る土手の斜面に植えられた鮮やかな芝桜とともに春らしさを際立たせておりました。

大会規模と傷病者発生率の考察

大会は10kmとハーフの2種目でエントリー者数は600名弱でした。
暑くも寒くもない気候のおかげもあり、救護所を訪れたのは2名にとどまりました。

こうした河川敷の小規模なロードレースではメジャーな大規模大会に比べて傷病者の発生率が少ないと感じます。参加者における完走や記録目標に向けたモチベーションの高さの違いによるものと考えます。
メジャーな大規模大会では自己ベストや絶対完走をめざすことも多く、頑張って結果を出そうとしますから、無理な走りを続けてしまいリスクが高くなります。
高まる緊張感が自律神経のバランスに影響して普段どおりの睡眠や消化に支障をきたしてしまい、あまり良くないコンディションながらも出走してしまう場合もあるでしょう。
さらに自分では気が付かないけれども舞い上がってしまい、慌てたり注意力や判断力が低下していたりすることで転倒なども起きやすい状態といえます。
また、モチベーションの問題以外に、東京マラソンなど大規模な大会になるほど興味本位なエントリーからの出場やビギナーの出走率が多く、こうしたランナーの中には、レース完走に向けたトレーニングが不十分なままで本番を迎えるケースも少なくありません。結果として救護所のお世話になってしまうということです。

無理はせず、リラックスと適度な緊張感

「頑張ってはいけない」ということではなく、無理や無茶はいけません。
本番数日前からは普段どおりのリラックスを心掛け、スタートでは適度な緊張感があったほうが良いと思いますが、決して舞い上がらず冷静に、レースをお楽しみください。

東京さくらマラソン,救護

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よろしければシェア願います!
目次