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マラソン大会役員報告<MGC&東京レガシーハーフマラソン2023>

東京レガシーハーフマラソンおつかれさまでした
目次

マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)

入賞選手の立ち振る舞いに感心

雨の中のフィニッシュ

4年前のMGC前回大会は37地点㎞勝負どころとなる坂の手前、市ケ谷~曙橋周辺の走路審判でしたが、今年は競技場内でのフィニッシュ後の上位選手対応の任務に就きました。そもそも超エリートランナーだけの大会ですが、さらにその上位でフィニッシュする選手達には、互いに笑顔で讃えあう姿もあれば、納得のゆくレースができなかった悔しさを噛みしめるように俯いてそそくそさとトラックから出てゆく選手の姿もありました。
最後まで雨が降り続いていたので低体温など救護を必要とする選手も少なくなかろうと思っていましたが、男子の前半順位の選手では見当たりませんでした。失速することなくそれなりのスピードを維持してゴールしたことがわかります。

勝った4選手、休む間もなし

さて、男女の五輪内定となった4選手のゴール後についてです。
フィールド内の仮設テントでタオルとドリンクを渡されただけでまずはテレビ中継される勝利者インタビューの壇上に立たされるのですが、以降のスケジュールの大変さに驚かされました。
トラックから屋内への通路はミックスゾーンと呼ばれて、規制フェンス越しではあるものの大勢の質問やカメラに対応しなければなりません。15分かそれ以上だったと思います。シャワーを利用することもなく短時間で着替えを済ませると、段取りの説明を受けて再び観衆の前に現れての3位までの表彰式と五輪内定式とインタビューがありました。
つかの間の休憩時間、というより待機準備時間を経て公式記者会の席に着きます。これで終わりかと思いきや会見場を出た通路では囲み取材が待ち受けてました。椅子もなく立ったままで公式記者会見よりも長く15分くらい、くだけた内容の質問にも答え続けます。
控室でのちょっとした待機時間にはチームメイトやレジェンドランナー、陸連関係者が挨拶やら連絡業務に訪れるのでリラックスできる感じではありません。また、競技場内の運営エリアにいる人はみなパスを下げた大会関係者とはいえ、知り合い以外の方からも「おめでとう」の声をかけられてそのたびにお礼を返すのですが、中にはスマホを向けての写真や動画の撮影まで依頼してくる人もいて・・・。
最高峰の大会の勝者ですからこれくらいのことは当然なのかもしれませんが、「いい加減にしてあげて」と言いたくもなりました。

走っている時間より長い

そしてこれらの間隙を縫って、あるいは終わった後にドーピング検査を行わなければならないのですが、採尿だけではなく場合によっては採血もあります。
ここまでの時間はフィニッシュしてからなんと3時間。走っている時間よりよっぽど長い!
食べることは自由ですが、仮にゆっくり食事をしたくても落ち着いて食べれるような状況ではありません。トレーナーによるマッサージどころか念入りにクールダウンストレッチを行う時間もありません。
なんというタフネス!!
そのタフネス以上に感心させられたのが、接する誰に対しても疲れた顔を見せず、笑顔で謙虚に振舞われていたことです。逆に相手に気を使ってくれることもしばしばでした。勝ったことによる幸福感、余裕がなせることもあるでしょうが、やはり一流になるには人格も備わっているというのを見せていただきました。
気が早いですが、パリ五輪本番でも同じ笑顔を見せていただきたいと思います。

東京レガシーハーフマラソン

雨の中、選手、ボランティア、役員の皆さまおつかれさまでした!

2回目の開催となった今年、MGCと同日になったことで多くの役員審判は両方のレースを見なければならず大変だったと思います。早朝から長い時間、ましてや寒さと雨で本当におつかれさまでした。
私は前述のとおりMGCに特化した任務でしたので、レガシーハーフについては、MGCの表彰式の最中に競技場に戻ってきて周回する選手達を時々見ることしかできませんでしたが、その表情は、雨に打たれながらも帰ってきた安堵感と大掛かりな装飾・演出の舞台を走る喜びに満ちているように見えました。
そんな皆さんの頑張りに感動し、東京レガシーハーフマラソンをスポーツマッサージ40%OFF!対象レースにしましたのでどうぞご利用ください。
役員、ボランティアの方も対象とさせていただきます。
https://kaitaikenpo.com/infomation/11228/

東京レガシーハーフマラソンおつかれさまでした

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