ランニング中の踵の痛み
今回のクライアントは70代男性のベテラン市民ランナー。
踵の痛みを訴えられていました。部位と痛み方から踵骨棘による痛みと推測し、整形外科のレントゲン診断で明確になるので受診を勧め、診断の結果は予想どおりでした。
踵骨棘とは
一般的に30代以降の大人に表れる症状で、明確な原因は不明とも。踵骨の底面、前端の形状の変異トラブルで、棘、ささくれ状の骨の端が他の組織に刺さるように触れることによって痛みを伴います。
根本的な治療の決め手がないともいわれています。痛み止めの服用や靴の踵にクッション材を敷くなどが一般的な対処法で、医師から手術を提案されることはほとんどありません。
歩行など加重をかけなければ痛みを感じることは少ないようです。したがって、歩かない人は骨棘があったとしても痛みを発症させない(感じることがない)ということもあると思います。
一方で、スポーツをする人はジャンプや足で踏ん張る動作により痛みに通じやすいといえますし、断続的にジャンプからの着地を繰り返すランニングでは顕著になりやすい障害とも言えます。

オーダーメイドインソールによる緩和策
一見、お手上げのように思われますが、代謝を繰り返し微妙に変化する骨の組織ですから、その過程において生まれた棘状の状態が、同様に削り取られて老廃物として流されて無くなることもありえるというのが私の見解です。
オーダーメイドインソールでどんな処置を施すかというと、まずは基本として足底のアーチの形状に合わせることで着地の圧を分散させます。
そして、痛点となっているところをくり抜いて、ポリウレタンなどの柔らかいフカフカの素材を埋め込むことにより(専門用語でポルスターといいます)、棘状になっているところに部分的に圧がかからないようにします。
写真画像では大まかに見えますが、内部では細かく素材の厚さや深さを変えています。

利用されたランナーにおける効果
これまでの経験と実績から、この処置によって痛みは高確率で痛みを感じなくなるか軽減されていますし、そのオーダーメイドインソールを装着してフルマラソンを完走できたランナーも複数人いらっしゃいます。
そして、「いつの間にか痛くなくなっていった」という声も複数聞いております。
市販の踵用のパッドなどを敷くことでもある程度は対処できると思われますが、ポルスターと違って踵全体に対するクッションになるので、局部(患部)への効果が薄くなるのと、オーダーメイドインソールと違って靴や足との適合性を欠くことでかえって不要な加重を生じさせたり、安定性を欠いた接地になってしまう場合もあります。

踵骨棘の対処にはポルスター処置を施したオーダーメイドインソールをご利用ください。
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