オーダーメイドインソールを合わせるランニングシューズ
オーダーメイドインソールは、足とシューズの最適な関係をサポートします。一つのオーダーメイドインソールでシューズ数足で使い廻しすることもできますが、理想は1つのシューズに1つのオーダーメイドインソールです。
製作の際は、合わせるシューズをお持ち込みいただいて、現在のフィッティング状況を触診させていただいた上でシューズをお預かりいたします。
持ち込まれるシューズはメーカー、モデルはいろいろです。開業した20年近く前は、およそ日本人の市民ランナーが履くモデルはほぼ頭の中に入っていましたが今は到底無理。モデルの誕生&廃盤のサイクルも短く、何よりも多くの海外ブランドの市場参入が相次いでいることによります。
オーダーメイドインソールは、足とシューズの最適な関係をサポートします。一つのオーダーメイドインソールでシューズ数足で使い廻しすることもできますが、理想は1つのシューズに1つのオーダーメイドインソールです。
製作の際は、合わせるシューズをお持ち込みいただいて、現在のフィッティング状況を触診させていただいた上でシューズをお預かりいたします。
持ち込まれるシューズはメーカー、モデルはいろいろです。開業した20年近く前は、およそ日本人の市民ランナーが履くモデルはほぼ頭の中に入っていましたが今は到底無理。モデルの誕生&廃盤のサイクルも短く、何よりも多くの海外ブランドの市場参入が相次いでいることによります

オーダーメイドインソールの作製でいろんなメーカーのシューズに触れるのは楽しいですが、購入の選択をするランナーの迷いや手間を思うと大変ですね。さらに、昨今のカーボンプレートシューズにおいては、そのコンセプトゆえに耐久性が以前の通常のシューズ一般と比べて落ちていると思われますから、購入数=選択回数も多くなってゆくことでしょう。
「私はこのシューズメーカー」ってどうなの?
長年、ランナーとそのシューズフィッティングを見て、話を重ねてきた経験から、好みのシューズメーカーがあるランナーがほとんどです。どんなシューズでも履くほどに慣れが生じるのと、所有したものを認めて安心したい気持ちがはたらきますから頷けます。
しかしながらシューズの足長や足幅、足囲の傾向はメーカーによる差異よりも、同じメーカーであってもモデルによる差異の方が大きいのです。それでも、試し履きをした結果、同じメーカーに行き着いてしまうのは、慣れや先入観以外にも、細かいところでの“相性”があるのでしょう。私の話になりますが、30年以上の走歴で、購入の際にはなるべく多くのメーカーのシューズを数回にわたって履き比べた上で決めるのですが、某メーカーのシューズは、走力レベルを無視して履いてみてもしっくりくるモデルには出会えません。
ランニングシューズの選択は、できるだけ沢山の試し履き。
とある走力や足の特徴を条件にした場合、各メーカーそれぞれでオススメされるモデルがありますから、それを検討しないと「いうことは、メーカーの数だけある「よりフィットしたシューズに出会う」選択肢を逃しているということでもあります。
時間もかかりますが、シューズとの出会いは大事ですから、それを楽しめるようであれば良いのですが・・・。
そして、メーカーにこだわらないシューズ選択は、「より自分にフィットしたシューズとはどんなシューズか」の知識を積み重ねることになり、次回以降のシューズ選択に活かされてゆくはずです。
ALTRAのランニングシューズ
以前から持ち込まれることはありましたが、今年に入って顕著に増えているのがALTRAのシューズです。
先月(2025年1月)は3足のお預かりがありました。ひと月にお預かりして作成するオーダーメイドインソールは10~20足ですから、ランナーに着用されているメーカー別のシェアからすれば多いといえます。
トレイルランニング用のモデルの人気が先行してきたようにも感じます。また、普段履きのシューズのラインナップも展開されています。
ALTRA社のシューズの特徴
大きな特徴が二つあります。一つは、つま先部分が広いフットシェイプ、もう一つが、ソールの後ろから前にかけての高さの差が無い「ゼロドロップ」という点です。
通常、シューズにおいて幅広と表現されるのはMP関節という拇趾球から小趾球にかけてのラインですが、ALTRA社の場合はつま先・・・足趾部分が広いという点で全く異なります。外反拇趾や内反小趾に優しいだけではなく、接地から離地にかけての重心の正しい移動へのサポートもあると思えます。世界における靴の歴史の観点からしても画期的というか、思い切ってやっと出してくれた感があります。
そしてゼロドロップは、昨今の厚底に関連して後足部が高くなっている傾向に迎合しないもので、これまたとても意義深いです。「シューズと筋力、アライメントの適合性?」を問わないシューズともいえるのかもしれません。
オーダーメイドですからどんなフットシェイプにも対応します。
シューズ選択の話をし出すときりが無いので、インソールの話にもどしましょう。
「オーダーメイドインソールは使い廻しもできなくありません。」とは言うものの、AのシューズとBのシューズでサイズが同じでも形が明らかに異なれば、どちらかのシューズで遊びが大きかったり、突っかかって入らないという事態に陥ります。
ALTRA社のつま先の広いフットシェイプのシューズには、他のメーカーのシューズに合わせて作った、あるいは購入した市販のインソールのほとんどは適合できないと思われます。
快体健歩のオーダーメイドインソールはベースの形から一つ一つ合わせて作りますから、つま先の広いタイプのシューズにも合わせて作ることができます。

快体健歩のオーダーメイドインソール 6つの特徴
オーダーメイドインソールはどんなシューズであっても、各自の足とシューズ・地面との理想的な動きの流れを作り、ロスとダメージを軽減させるアイテムです。
<快体健歩のオーダーメイドインソール6つの特徴>
- トータルカウンセリング(診断)による個々の足型はもちろん、足圧、動きのクセ、柔軟性、障害歴などのデータを基に製作。
- 専門学校にてオーソペディック(=整形外科的靴調整)の先進国ドイツ人マイスターの講師より基礎理論と技術を習得。
- 院長みずからが、足、故障、ランニングフォームの診断からインソールの作成までを一貫して責任をもって対応。
- 職人のこだわり。細部の加減を大事に1足ずつ全工程がハンドメイド。大量生産はできません。
- 年間約100足を丁寧に作り続けて15年以上の経験と信頼があり、オーダーの約7割はリピーター。
- 快体健歩メンバーズの半数以上の方が利用。